中国・四川省での地震から10日以上が経ち、沢山の犠牲者、そして今も苦しんでいる方たちが多くいます。今回これだけの被害が出た背景として、地震に対する心構え、そして建物の強度が上げられると思います。まず、学校など公共の建物が倒壊して、生き埋め被害が出ていることについては「中国などで一般的な鉄筋コンクリート製の建物の建築方法にも原因があるのではないか」という点。
また、中国各地で地震対策の調査をしている神戸大の大西一嘉准教授(都市防災)は、「伝統的な様式の民家では耐震強度基準に満たない住宅がかなりある。こうした住宅が崩れているようだ」と指摘する。四川省の真南の雲南省で調査したところ、少数民族は石やレンガなど手近な材料を使ってつくられた家に住んでいたという。漢民族の住宅は木造だが、柱と梁(はり)の接合が不十分で耐震強度は極めて弱かった。
このように、耐震についての準備は不十分だったといえます。
日本でも前にも言いましたが、既存の木造住宅でも昭和55年以前の住宅は筋交いなどの耐震構造になっていないためとても危険な状態にあるといえます。

また、筋交いが入っていたとしても平成12年以前の住宅は耐震金物が取付していない場合が多いので対策が急務だと思います。


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