それでは本日のブログです。
昨年夏に施工をさせていただいた青梅市内の現場ですが、冬季になり暖房を多く使用する時期になってから、クローゼット内に湿気が出てしまいました。以前の工事で外回りの対策をしたのですが完全には防げなかったので次の方法に移り、クローゼット内部に断熱ベニヤをはり床にはすのこを設置、湿気取りのドライペットなどを設置という対策を試みました。かなり効果がありましたが、まだ壁面には結露がおこります。

そして、今回、結露対策には好評のLIXIL(INAX)のエコカラットをクローゼット内に施工をすることになりました。
エコカラットとは、室内の湿度が高くなると湿気を吸収、湿度が低くなると湿気を発散という調湿力、ペット臭、タバコ臭、トイレ臭、その他の生活臭の原因物質を吸着し悪臭を軽減する匂い吸着、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドやトルエンなどのVOC(揮発性有機化合物)をキャッチする能力、このような環境の改善によりカビやダニの増殖を抑制することにもつながります。
もちろん結露対策にも大きな役割を果たします。
それでは施工について入りたいと思います。
エコカラット施工前に結露した表面部分をきれいにふき取り、乾燥した状態でエコカラット用接着剤を使用して施工をしていきます。

今回施工したエコカラットはファインベースのパステルシリーズのサンフランイエローです。カタログで見ると黄色いですが実際に施工をするとピンク系のように見えますね。ちなみに今回はクローゼット内だったので30センチ角での施工でしたが、居室内、トイレへのアクセントで施工することもできます。
エコカラットは壁や天井に施工しないで、1枚だけを部屋などに置いておくだけでも効果があるといわれております。実際、自分もエコカラットを自宅の部屋の机に置いてあります。また、細かくしたものをネットなどに入れ、靴やブーツに入れておくだけでも消臭効果が期待できます。エコカラットはかなりお勧めの健康建材ですね。本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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